« 2013年12月 | メイン | 2014年2月 »

2014年1月

2014年1月30日 (木)

本当のプロフェッショナル

Image_2

プロボウル当日

選手と一緒にアロハスタジアムに会場入り。試合開始3時間前の時点で駐車場、フリーウェイの出口は渋滞。警察の先導によりスタジアムへ入っていくバスに乗りながら、今まで練習やホテルで顔を合わせていたコーチや選手達がスーパースターなんだと、改めて実感すると共にここに帯同出来ていることの価値と責任を実感。

何のために来たのかもう一度、自分自身で確かめ、心を新たに向かうことにした。

試合に向けてのスケジュールの組み方、コーチ間のミーティング。ヘッドコーチの話。

など試合独特の役割や責任分担を確認。そこまで日本フットボールと変わることがないが、選手達のアップの仕方はだいぶ違う。基本がファンに向けての対応もあるが、それぞれのパートに出て行く時間がバラバラ。

バラバラと言うか別々。それぞれのポジションに持たさせている時間は10分あるかないかで、分刻みでフィールドに出るポジションが変わる。出たと思えば帰って交代していく。観客へ向けての各ポジションの披露目って感じ。日本フットボールに比べたら圧倒的に練習量と試合前にかける時間は少ない。

でも、必ずポジションコーチは先に出て準備を整えてスタンバイしている。とにかく自分の担当するポジションに特化して選手と密に話をしている。

そして、全ポジションが出た後に、今度は全体での合わせを行い終了。またロッカーに戻って全体入場を待つ。そんな流れで行われていた。

プロフットボール!!

試合そのものが大イベント。試合会場の駐車場でのBBQや、選手の入るバスの出迎え、ウォーミングアップ、選手紹介、入場、国歌斉唱、コイントス、ハーフタイムコンサート、コマーシャルタイムアウト、全てが含まれてゲームがある。

そして、近年問題視されていた無気力試合という課題克服の為の新しい取り組みのプロボウルは、超真剣の大接戦。最後の最後まで試合はもつれる形になり、NFL記録と逆転をかけたFGが失敗に終わり幕を閉じた。

大成功じゃないかな。

ジェリーライスやディオンサンダースが火付け役を受けて、毎日メディアに露出しては盛り上げる。練習では、パート練習に一緒に入り勝つ大切さをみんなの前で語っていた。ドラフト制度の導入で丸一日使うなど本当に新しいプロボウルを創り上げるという想いが伝わってきた。

サイドラインでは、楽しそうなインタビューの裏で、選手とコーチはアジャストやレスポンスの確認で、大忙しだった。楽しそうな一面の裏に起こっていた真剣な取り組みはテレビや観客席からは見えなかった部分ではあるが、選手達は緊張していたり、不安がっていたりと、色々な感情が入り乱れてたのが真実に思う。

そんな裏での見えない真剣さを体験できたのは、本当に貴重な経験だった。と同時に華やかな部分だけが見えるプロ選手の取り組み。プロセスより結果を重視される世界の厳しさを改めて実感することができた。

最後にチャック ヘッドコーチへお礼に行った時に、ヘッドコーチの目から涙が流れていた。ただただ、ありがとうと。。

2013年シーズンは、彼自身過酷なシーズンだった思いもあったのであろう。プロコーチとしての責任をまっとうできたかという思いとか、再びフィールドに戻り、立ち、そしてプロボウルの舞台に立てた事などを含めて考えると彼の人柄や立ち振る舞いを通じて、プロコーチの本当の姿を垣間見れたような気がする。

本当に幸せな時間を過ごせました。2度とないこのチャンスを次へと繋げて行きます。

沢山のサポートをありがとうございました。

あとは、総括で。

2014年1月27日 (月)

スペシャリスト考察

Image_6

Image_5

パンター、スナッパー、キッカー

正直、レベルは相当高いのではないでしょうか。。スペシャリストと言われる所以を彼らのパフォーマンスを通じて感じることが出来ました。

キックは、蹴るだけなら70ヤード(蹴るのが60ヤード地点)を決めてくる。飛距離もコントロールも圧倒的

パントも5秒近い70ヤードの対空時間のあるパントを蹴れる。しかも確実に右、中央、左とコントロールして、蹴り分ける力がある。

スナッパーは、スパイラルのかかった捕りやすく、パンターの必ず腰の正面、ホルダーの手の中に出してくる。スナップしてからのプロテクションもタックルも出来る。

FGのスナップは手首だけで行い下がらない!パントは身体ごと下げて、ボールの勢いとプロテクションのポジショニングを確保する。と使い分けもしている。

スペシャリストは、体型やコミュニケーションがそこまで反映されないから、とかキックならと印象があるかもしれないが、求められるレベルは相当高いでしょうね。コンスタントに70ヤード!

それにしても、NFLのパンターって、写真のようにみんな頭の上まで足が上がるフォロースルーしてるよなぁ。

スペシャリストのレベル向上は、日本フットボール界の発展に大きく反映されるでしょうね。

2014年1月26日 (日)

QB.WR考察

Image

チームも決まり練習が開始され、ここまで2回練習があったが、スタイルはせず短パンTシャツの合わせる程度。試合までこのまま。一回の練習時間は1時間。

プロの集まった集団なのでそのくらいで充分かと思うが、個々の身体能力や意識が本当に高いから今まで見てきた日本のフットボールとはまったく写り方が違う。

QBの投げるボールは、70ヤードに達し、キャッチボールの高さも3mの高さを越える。遊びでも片手で普通にキャッチボールしてるし。。身体能力のスケールが違う。体格的な差はいかんともし難いところではある。単純に凄い。

それ以外ではQBは丁寧にイメージしてる印象。冷静、賢い。

単純なパスルートなので、パスカバーに応じて投げるサイドが決まっているが、投げた後に必ず逆のサイドを見て、チェックダウンまで、指差し確認を行う。少ないプレイだからこそ、1プレイの中で次の次までイメージして、質を高めている感じ。技術的にはテイクバックは皆コンパクト。キャム ニュートンなど比較的速くはないメンバーだろうけど。綺麗なフォームで投げているのは確か。リリースポイントも高く、動きながらのパターンで投げた後もバランスを崩さない。

WR.TE
体型でまずプレイスタイルが分けられるかな。大きな体型の選手は190cm、100kgほど、数値より見た目が大きく、体格を活かした高さのある競り合いのキャッチは、CBとのミスマッチを作り出すのに適している。しかも大きいだけでなく、切り返しのスピードも特筆すべきところで、方向転換してからの角度のついたルートでのスピードは、相当速い。

スラントゴーなどカバー出来ないだろうね。

逆に小さい選手は、絶対にサイズをサバ読んでいて、数値よりも小さく見える。イーグルスの10番ジャクソンは、80kgあるかないか。ただし、スタートからトップスピードで、DBは奥まで引っ張られやすく、そこからの方向転換などのフック、イン、アウトなどのミドルパスでの、DBをセパレートする能力が高い。もちろんランアフターの脅威もあるので、ワイドスペースを与えてしまったら危険な存在。練習では、コーナーやアウトパターンでメインターゲットになっている。

タイトエンドは、ほとんどレシーバー扱いで、縦のゾーンの隙間シームに入っていくパターンが多い。サイズは、WRよりもう一回り大きいので2mが並んでいる。190cmサイズのLBであってもヒップターンしてQBから目が離れたら即座に戻り気味か、奥へ投げ込んで、簡単に決めている。

そして、彼ら皆に共通して言えることは、一歩のストライドが大きく、切り返す角度のついた動きが速い事。そして、ボールへの寄る能力に長けているというところ。
ここが普通ではない。

DBにしてみれば、一瞬でクッションを詰められ、踵体重に移行させられてしまうと同時に切り込まれてしまう。角度がついたそのあとも速いので、突き放されて走られる。

日本でいうなら、オービックの木下選手(小型の選手的)、萩山選手(大型の選手的)のイメージかと。両者ともにボールへ寄れる能力が高いし。切り返しが速い。

プレイスタイルによって、サイズ云々ではない部分もあることから個人的には、WRは評価されやすいのではないかな。プレイだけで言えばね。

可能性があるポジションです。

QBは、QBであると同時にチームのリーダーであり、人格者のような印象。チームの看板ですね。プレイ以外の要素も大きく反映される特別なポジションですね。

2014年1月25日 (土)

プロボウル帯同中

関大のヘッドコーチ 板井さんと一緒にNFL最高峰の舞台に帯同出来る。光栄に思います。だからこそしっかりと学んで、日本へ持ち帰りたい。

今回、焦点を当てて行きたいのはコーチ陣の役割り。それぞれが何を考えて行動し、選手に対してどう接しているのか。大きな組織のプロとしての取り組む姿勢を学びたい。

いかにコーチに絡み、いかに仲良くなれるか。

さっそく初日、記者会見がひらかれるものの、日本からの2人は特に紹介されることなく終わり。過去の会見からちょっと期待をしていましたが。。終始、ジェリーライスとディオンサンダースので持ちきり。

選手の、選手による、選手のためのプロボウル。

今回のプロボウル。今までとは違う形で、新しく全てを作り上げている。それも選手会が主体になり取り組んでいる。

理由は、過去の無気力試合の汚名を返上すべく、プロとしての尊厳を、自分達の立ち位置を見直して最高のプロボウルにしよう!そんな意志を感じる。

そして、レジェンドによるドラフト制度、新しいルールのテスト採用(キックオフありません)選手会からの意見が多く反映された内容となっている。

その舵を取るのが、ジェリーライスとディオンサンダースの両名。オーナー的立場か。。とにかく、この両名の存在が際立っている。チームリーダーとして、2人が敵視しあうことで、選手達を鼓舞し、やらねばならない状況を作り出しているように感じる。

ちなみにチームカラーは、蛍光オレンジがジェリーライス側。蛍光黄色がディオンサンダース側となっている模様。チームの分け方は、なんとドラフト!テレビでもその模様が実況され大盛り上がり、そのドラフト会議の入り口には、プレイヤーオンリーの看板が。。

コーチは、入れないと言う事で勉強に来た日本人も入場は認められず。ここでも選手の為のプロボウルということが伝わってきたが、、入れてくれよ。。

しかし、選手主導にみえてもコーチはいます。コーチ陣はAFCより参加のコルツはディオンサンダース側。NFCより参加のパンサーズはジェリーライス側となって、システムを導入していくと見られている。

コルツ側のコーチ陣にへばりつき、色々と勉強していこうと思う。

それにしても、蛍光色がこちらでは流行っているみたいですね。近いうちに日本のチームでも蛍光色を使うチームが現れるんじゃないかな。ピンクリボンディやオレンジリボンディなどでの特別に蛍光カラーユニフォームを作って、試合後にチャリティオークションなんて出来るのかな?とか思います。

色々、学びます。

2014年1月22日 (水)

プロボウル

好機を逃すな!

現在、NFLのコーチプログラムにてプロボウルに同行しています。

このようなチャンスは2度とないので、組織、コーチ、選手のひとつひとつの取り組みをしっかりと目に焼き付け、学び、一つでも多くを持ち帰りたい。

初のハワイ。頑張ってきます。

2014年1月 6日 (月)

勝尾寺マラソン

Image

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

恒例となった新年行事、勝尾寺マラソン。

個人的には残り少しの期間ではあるが、学生と関わる限りは誠実に対応したい。

茨木から箕面の勝尾寺まで、片道約15kgの往路復路の必勝祈願マラソン。

新チームの想いを込めて心をひとつに。

さて、どんなチームになるのか。。期待してます。